三菱自動車は、経営再建プランの事業再生計画を発表、主力工場の一つ、岡崎工場での車体生産を2006年度までに終了、オーストラリア工場の生産体制縮小が盛り込まれた。
これまで一般紙などの報道では、パジェロ製造を閉鎖して岡崎工場で『パジェロ』を生産するとともに、オーストラリア工場も閉鎖すると報道されていたが、完全な誤報だった。
三菱自は、『コルト』、『グランディス』を生産する岡崎工場で、車体生産を2006年度までに停止、国内生産拠点は岡山県の水島工場とパジェロ製造の2つに集約されることになった。
また、閉鎖が噂されていたオーストラリアの工場MMALは2005年度にエンジン工場を閉鎖し、車体組立は年産3万台に縮小して生産は継続する。
これによって三菱自の生産能力を2006年度までに17%削減し、工場稼働率を97%まで改善する。