ダイハツ・コペンをワンコインで…JR西日本のきっぷ

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ダイハツ・コペンをワンコインで…JR西日本のきっぷ
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JR西日本は19日、大阪方面から和歌山県の白浜・勝浦に向かう旅行客を対象としたレンタカー利用券がセットになった割引乗車券『Fきっぷ』を26日から発売する。

実質1コイン(500円)程度でレンタカーを使えるようにしたことが特長で、クルマで現地に向かう行楽客を列車利用に切り替えさせることが目的のようだ。

これはJR西日本が京阪神エリアで販売する企画乗車券。京阪神エリアから和歌山県の白浜や勝浦までの特急列車の指定席往復乗車券と、現地でのレンタカー1日利用券がセットになったもの。

最大の特長はレンタカーが実質500円で使えるということ。例えば新大阪から紀伊田辺に向かう場合、大人2人で特急列車の指定席を使って往復した場合、2万0520円となるが、Fきっぷを使った場合にはレンタカーもセットになって2万1000円となる。京都や神戸から乗車した場合でも同じ料金のため、お得感がさらに増すという。

レンタカーは台数限定となるものの、ダイハツ『コペン』を用意。海沿いで爽快なドライブを楽しめるようになっている。

多人数の場合は追加料金なしでトヨタ『ヴィッツ』やホンダ『フィット』などの1.3リットル車にスイッチ。追加料金が必要となるものの、ホンダ『ストリーム』などのミニバンを手配することも可能だ。また、レンタカーは1日あたり3000円(ミニバン5000円)を追加することで、最大3日間まで使用できる。

関西方面から南紀白浜までは国道42号線を利用する方法が一般的だが、途中の抜け道が無いために行楽シーズンは激しい渋滞が起きることでも知られる。JR西日本では「現地までは渋滞に関係のない特急列車で入って、現地ではオープンカーでのドライブを楽しんでください」と推奨する。

きっぷは2人以上で使うことが条件で、2人利用を基本として発売する。価格は京阪神地区から白浜ゾーン(紀伊田辺−白浜)が、コペン/1.3リットル車利用の場合で2万1000円、1.8リットルセダン/ミニバン使用で2万3000円。京阪神地区から勝浦ゾーン(紀伊勝浦〜新宮)が、それぞれ2万7000円、2万9000円となる。

きっぷの販売は5月26日からだが、使用開始は6月5日からとなる。

《石田真一》

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