タクシーがビルに突っ込む…運転手が発作?

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21日午前、東京都台東区内で、右折しようとしていたタクシーが交差点に隣接するビルに突っ込んだ。運転手と乗客が打撲などの軽傷を負い、建物の1階入口付近が小破するという被害を出している。

警視庁・上野署によると、事故が起きたのは21日の午前9時10分ごろ。台東区台東2丁目付近にある国道4号線の交差点で、交差する都道から右折して国道に入ろうとしていたタクシーが、そのまま道路を直進して交差点対面の左側にある信用金庫の入ったビルに突っ込んだ。タクシーは信用金庫の1階入口の自動ドアを破壊して停止している。

当時この信用金庫の店内には客3人と職員十数人がいたが、幸いにもケガはなく、タクシーを運転していた67歳の男性と43歳の男性客は軽傷で済んだ。ただし、タクシーを運転していた男性は事故直後に意識を失い、病院で治療を受けている。

警察ではタクシーの運転手がハンドル操作を誤ったことが事故の原因になったとみているが、乗客の男性は「交差点を右に曲がってくれといったが返事が無かった。交差点に差し掛かる直前で運転手は気を失い、ゆっくり加速したままビルに向かっていった」と証言している。

実際に運転手は気を失った状態で病院に搬送されていることから、何らかの疾患による発作で意識を失う状態になった可能性もあるとして、運転手の回復を待って事情を聞く方針だという。

《石田真一》

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