モナコGP序盤でものすごい量の白煙を吹き上げ、ジャンカルロ・フィジケラ(ザウバー)やデイビッド・クルサード(マクラーレン)らを事故に巻き込んだ佐藤琢磨のホンダ・エンジン。
その前から予兆となる白煙が出ていたことから、クルサードやルーベンス・バリケロ(フェラーリ)らから、エンジンがブローする前に琢磨を引き上げるべきだったとB・A・R・ホンダに対し批判の声も上がっていた。
これに対しホンダ側が弁明。トラブルは解決可能なものであると判断され、「琢磨はコースにいる間、トラブル解決のために懸命に作業していた」と語った。B・A・R・ホンダ、テクニカルディレクターのジェフ・ウィリスも「予期せぬブローだった」と主張している。