少年によるタクシー運転手殺害、懲役12年の実刑が確定

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2000年12月、現金を奪う目的でタクシー運転手を殺害し、強盗殺人罪に問われていた20歳の男(犯行当時は16歳=少年)に対し、最高裁第3小法廷は被告側の上告を棄却。懲役12年の実刑判決が確定したことが明らかになった。決定は24日付けとなっている。

この事件は2000年12月27日に発生している。家族と口論したことを発端にして家出をしていた16歳少年(当時)が、行動を共にしていた17歳少女(中等少年院に送致済み)と共謀。現金を奪う目的で乗客を装ってタクシーに乗り込み、御津町内で49歳の男性運転手の首をカッターナイフなどで切りつけて殺害。売上金約1万8500円を奪って逃走したというもの。

被告はは当初から「カネが無くなったらタクシーを襲う。運転手が抵抗したら殺す」と決意し、少女に犯行の予告をしていたことなどから、警察、検察では「計画的な犯行」として位置づけ、強盗殺人で逮捕・起訴していた。

1審、2審ともに裁判所は被告の計画性を認めるとともに、残虐な犯行だったと認定して懲役12年の実刑判決を言い渡していた。

これに対して被告弁護側は、「被告の犯行は幼少時に父親から受けた家庭内暴力によるPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、犯行当時は妄想によって行動の自制が効かない心神喪失か心神耗弱の状態にあった」と主張。精神鑑定の実施を求めていた。

最高裁は昨秋の被告側上告から事件を調べていたが、結果的には新たな証拠採用を認めることなく、棄却するという判断を行った。

《石田真一》

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