【バーミンガムモーターショー04】必要性から生まれた水陸両用車

自動車 ニューモデル モーターショー
【バーミンガムモーターショー04】必要性から生まれた水陸両用車
【バーミンガムモーターショー04】必要性から生まれた水陸両用車 全 1 枚 拡大写真

先に水陸両用車『アクアダ』を発表したギブス・テクノロジー社は、バーミンガムモーターショー(5月25日−6月6日)で水陸両用車の第2弾、『ハムディンガ』を発表した。ギブスの水陸両用車は水上速度の速いことが特徴だ。

ギブスでは自社の水陸両用車をHSA=「高速水陸両用車」と定義する。従来、少数が製品化された水陸両用車の水上速度はきわめて遅く、「沈まない」というだけで水上ビークルとして移動や輸送のためには実用的ではなかった。

2003年発表のアクアダはメーカー自身の予想をはるかに超える好評で、当初100台だった生産予定を大幅に増産することになった。それにともない価格は15万ポンドが半額の7万5000ポンドに大幅値下げ。3000万円が1500万円になった。

実はこのアクアダ、ギブス・テクノロジー社のアラン・ギブス会長自身の必要性から生まれたビークルだ。その必要性とは……

(1)実はギブス氏は以前、日本の大阪で喫茶店チェーンを経営していた。京都府の淀川沿いの自宅と“水の都”大阪市内の各店舗を行き来するのに、道路渋滞に無縁な河川も通行できる水陸両用車が便利だった。

(2)ニュージーランド出身のギブス氏は、自宅と所有する農場との間に海(湾)が横たわっており、迂回するよりショートカットできるビークルがあれば便利だった。ただし従来、製品化されていた水陸両用車は水上速度が10km/hていどだった。

(3)ブラジル在住のギブス氏は釣りマニアで、サンパウロの自宅と奥地のパンタナル湿地帯とを1台で往復できるビークルがあると便利だった。したがって今回発表されたSUVタイプのハムディンガのほうが、ギブス氏の最初の希望に基づいている。

……本当のところは? 明日付けの「レスポンス・ニュースランキング」で。

■「レスポンス・ニュースランキング」はレスポンスメンバーズ向けのサービスです。メンバーズ登録済みの方はそのまま明日付けの「レスポンス・ニュースランキング」をお待ちください。未登録の方はこれを機会に登録ください。

レスポンスメンバーズ登録はこちらcolor>から。size>

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る