アルファロメオ「ジュリエッタ」…車名の謎

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
アルファロメオ「ジュリエッタ」…車名の謎
アルファロメオ「ジュリエッタ」…車名の謎 全 3 枚 拡大写真

アルファロメオは第2次大戦後、1950年発表の『1900』によってそれまでの高性能プレミアムメーカーから大量生産メーカーとして復興し、さらに小型大衆車セグメントへの進出を企てヒットさせたのが、1954年発表の『ジュリエッタ・スプリント』だ。発表50周年ということで、アルファロメオではレースや展示などの記念行事を企画している。

【画像全3枚】

50年前後から各メーカーで車名に、数字やアルファベットやそれらの組み合わせではなく、単語を用いるようになり、アルファロメオで単語が車名になったのはジュリエッタが初めてである。「ジュリエッタ」はアルフロメオの本拠地、ミラノを舞台にしたシェイクスピア作品のヒロイン、「ジュリエット」のイタリア語。

アルファロメオの1.3リットル・2ドアクーペにジュリエッタが採用された理由には諸説あり……

(1)当時、詩人で美術評論家のレオナルド・シニスガリが宣伝・広告のコンサルタントを務めており、彼の夫人が提案。

(2) アルファロメオは1900を50年のパリモーターショーに展示した。パリ滞在中のアルファロメオ重役らと、当時アルフアロメオに乗ってグランプリで活躍していたドライバー、ジャンピエール・ウィミーユがナイトクラブを訪れると、先客のロシア貴族に「ロメオ(ロミオ)が8人もいてジュリエッタが一人もいない」と言われたことに対して。

(3)ジュリエッタ・スプリント発表と同じ54年、フェデリコ・フェリーニ監督の映画『道』がヒット、出演女優のジュリエッタ・マシーナ(監督の夫人でもあった)が名付け親となって、彼女の名前を用いた。

……本当のところは? 明日付けの「レスポンス・ニュースランキング」で。

■「レスポンス・ニュースランキング」はレスポンスメンバーズ向けのサービスです。メンバーズ登録済みの方はそのまま明日付けの「レスポンス・ニュースランキング」をお待ちください。未登録の方はこれを機会に登録ください。

レスポンスメンバーズ登録はこちらcolor>から。size>

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. コンパクトカーやミニバンにも対応! ソフト99の布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」普通車サイズを拡充
  3. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  4. 日産のピックアップトラック『ナバラ』が新型に、三菱『トライトン』と基本共用…フロントは専用デザインに
  5. 『ハイエース』ベースのキャンピングカー「ネクストアーク」、398万円で限定5台販売へ…お台場キャンピングカーフェア2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る