駐車誘導中、クルマと建物の間に挟まれ死亡

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1日午後、長野県飯田市内にある病院の駐車場で乗用車が暴走し、後部で誘導をしていた女性をはねるという事故が起きた。女性はクルマと建物の間に挟まれ、事故から1時間30分後に出血性ショックが原因で死亡した。警察ではクルマを運転していた男性から事情を聞いている。

長野県警・飯田署によると、事故が起きたのは1日の午後2時30分ごろ。飯田市上郷別府付近にある病院の駐車場で、バックで駐車スペースに入ろうとしていた65歳の男性が運転する乗用車を、運転者の妻である63歳の女性が誘導していたところ、このクルマが突然急加速した。

女性はクルマと建物の間に挟まれ、すぐに病院内に運ばれて治療を受けたが、骨盤や腰骨などを折っており、事故から約1時間30分後に出血性ショックなどが原因で死亡した。

警察では業務上過失致死容疑で男性から事情を聞いているが、聴取に対しては「クルマが突然加速して止まらなくなった」と話しているという。

警察では男性が駐車スペースに止めるための微調整を行っている際、アクセルとブレーキを踏み間違えるか、シフト操作を誤ったことが事故の原因とみて、さらに調べを進めている。

《石田真一》

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