道路システム高度化推進機構(ORSE)は、2004年5月末現在のETCセットアップ状況を発表。累計で300万8254台がセットアップした。
本格的なサービスを開始して3年余りで300万台を突破したことになる。特に、高額ハイウェイカードが使用中止となった今年は急激に伸びている。
都道府県別に見ると、東京都が約55万台、続いて神奈川県が約36万台、大阪府が約26万台という順番になっている。また、エリアごとに見ると関東圏の普及率が47%となっており、利用状況も首都高速道路公団管轄の利用率が20%を超えるなど、関東エリアでETCの人気が高い。
1カ月間のセットアップ台数は、13万4164台と前月よりも約4万台も減少している。県別に見ると東京都が2万1483台、神奈川県が1万6117台、大阪府が1万1692台と、ベスト3の順位は従来と変わっていない。