【トヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーン発表】今ならヴィッツに負けていない

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーン発表】今ならヴィッツに負けていない
【トヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーン発表】今ならヴィッツに負けていない 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車第2トヨタセンター チーフエンジニアの多田哲哉氏は、近いクラスに位置するトヨタ『ヴィッツ』と比較し、「ヴィッツにひとつも負けていない」とトヨタ『パッソ』/ダイハツ『ブーン』の出来に自信を見せた。

主な“負けていない”ところとしては、燃費、室内空間、安全性などを挙げている。これらはヴィッツと同等か、より良い数値を実現しており、劣っている点は何もないからだという。

また、室内の使い勝手についても、実際にクルマを利用するシーンを分析し、必要なものを搭載した。リアシートのクッションを前方に移動させるロングクッションモードや、組み込み式のジュニアシートなどの装備。ショッピングバッグを引っ掛ける「買い物フック」の装備なども重要なアピールポイントだ。

それほど優れているのであれば、ヴィッツなど自社コンパクトカーの市場を奪ってしまいそうだが、その点についても多田氏は「テイストに違いがあるので充分にすみわけられる」と述べる。

トヨタの中でコンパクトカーの占める割合もまだまだ少なく、伸びていく市場であることも、自社の他のクルマへの影響がないことの理由とした。

さらに、多田氏は「次のヴィッツはこれを乗りこえるだろう」と言葉を付け加えた。現行のヴィッツのデビューは1999年で、すでに5年を経過しており、パッソ/ブーンの出来が良いのは当然なのだ。

《正田拓也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る