【トヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーン発表】今ならヴィッツに負けていない

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【トヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーン発表】今ならヴィッツに負けていない
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トヨタ自動車第2トヨタセンター チーフエンジニアの多田哲哉氏は、近いクラスに位置するトヨタ『ヴィッツ』と比較し、「ヴィッツにひとつも負けていない」とトヨタ『パッソ』/ダイハツ『ブーン』の出来に自信を見せた。

主な“負けていない”ところとしては、燃費、室内空間、安全性などを挙げている。これらはヴィッツと同等か、より良い数値を実現しており、劣っている点は何もないからだという。

また、室内の使い勝手についても、実際にクルマを利用するシーンを分析し、必要なものを搭載した。リアシートのクッションを前方に移動させるロングクッションモードや、組み込み式のジュニアシートなどの装備。ショッピングバッグを引っ掛ける「買い物フック」の装備なども重要なアピールポイントだ。

それほど優れているのであれば、ヴィッツなど自社コンパクトカーの市場を奪ってしまいそうだが、その点についても多田氏は「テイストに違いがあるので充分にすみわけられる」と述べる。

トヨタの中でコンパクトカーの占める割合もまだまだ少なく、伸びていく市場であることも、自社の他のクルマへの影響がないことの理由とした。

さらに、多田氏は「次のヴィッツはこれを乗りこえるだろう」と言葉を付け加えた。現行のヴィッツのデビューは1999年で、すでに5年を経過しており、パッソ/ブーンの出来が良いのは当然なのだ。

《正田拓也》

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