【新聞ウォッチ】北京モーターショー、紙上でも派手に“競演”

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【新聞ウォッチ】北京モーターショー、紙上でも派手に“競演”
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年6月10日付

●ガソリン112円、原油高、影響大(読売・2面)

●三菱ふそう、リコール費200億超、ダイムラー補償請求の狙い? (読売・10面)

●今度はリコール漏れ、三菱自動車、2車種を追加(読売・38面)

●北京モーターショー、高級車で狙う大市場、日米欧各社、需要多様化に対応、日本勢、省エネで勝負(朝日・11面)

●三菱自動車、6人、あすにも逮捕、河添元社長ら業過致死容疑、クラッチ部品欠陥(毎日・1面)

●発信箱、次の「日産」は?(毎日・2面)

●UFJがトヨタ株を売却、03年度下期、不良債権費捻出(毎日・10面)

●ODAで高級車? 中国・青海省 貧困県の幹部、中国紙報道、20台購入、学校は「ぼろ家」(産経・6面) 


ひとくちコメント

北京国際汽車展覧会(北京モーターショー)が開幕した。開会を前に、メディア向けの内覧会が行われた関係で、きょうの各紙がショーの見どころなどを経済面で大きく取り上げている。キーワードは「高級車」のアピール。

トヨタが来年から合弁会社で生産開始する高級セダン『クラウン』を展示したほか、日産も今年秋に投入する高級セダン『ティアナ』を発表するなど「高級車で狙う大市場」(朝日)、「日米欧、高級車で激突」(日経)などとしている。

こうした中で、毎日は高級車ばかりにスポットを当てず、「米国、日本に次ぐ自動車大国になった中国が、大衆化するモータリゼーションの時代を迎え、国民の関心もかつてないほど高まっている」と報じている。

各メーカーの展示車両も興味深いが、報道向け説明会ではトヨタが豊田章男専務、日産が志賀俊之常務という次期社長“最有力候補”が揃ってスピーチしていたのも興味深い。

《福田俊之》

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