駐車違反の摘発45回、男を逮捕

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大阪府警は17日、大阪市住吉区内の駐車禁止規制の行われた府道へ恒常的な駐車を繰り返していたとして、35歳の男を車庫法違反(長時間駐車)容疑で逮捕した。

これまでに45回の摘発を受けながら警察への出頭を行わず、反則金の納付も無視していたために悪質違反者とみなされた。

大阪府警・住吉署によると、車庫法違反容疑で逮捕されたのは、大阪市住吉区内に住む35歳の男。

この男は2002年9月ごろから毎日のように、自宅近くの駐車禁止区域に指定された府道のバス停付近に自己所有のクルマを駐車。今年5月までに駐車違反で45回の摘発を受けながら、警察への出頭や反則金の納付を行おうとしなかった。警察では再三再四に渡る出頭要請を行ってきたが、これも完全に無視していた。

直接の逮捕容疑となったのは、今年5月19日の午後7時50分ごろから翌20日の午前8時30分ごろまで、同一の場所にクルマを駐車した容疑。捜査員が数時間ごとに見回りを行い、クルマが移動されていないことを確認したという。

車庫法では路上に昼間は12時間、夜間は8時間以上の駐車を禁じており、今回は約12時間30分の駐車を複数の警官が確認したことから逮捕に踏み切った。

男は容疑を大筋で認めているが、取り調べに対しては「駐車違反ぐらいで逮捕されるとは思わなかった」と供述。反省している様子は見られないという。

《石田真一》

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