気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2004年6月21日付
●三菱車欠陥、損保、事故を再調査、保険金の一部請求視野(朝日・3面)
●派遣社員活用工場でも拡大(朝日・7面)
●佐藤、予選3位、F1米国GP(朝日・15面)
●損保11社、自賠責のシステム共通化、コスト削減で保険料低下も(毎日・1面)
●松下、3000人早期退職、子会社の国内の生産縮小(毎日・1面)
●R・シューマッハー トヨタ移籍へ(産経・25面)
●三菱自動車欠陥隠し、ヤミ改修は1割未満、危険放置、出火の例も(東京・1面)
●住商が車部品買収、キリウを投資ファンドから(日経・1面)
●中国国産車、リコール相次ぐ(日経・6面)
●三菱ふそう、品質管理設計段階で強化、ダイムラーのソフト導入(日経・9面)
●企業ブランド評価、ソニー、2年連続首位、トヨタ、ホンダが上昇(日経・11面)
●私の苦笑い:元F1ドライバー、片山右京氏、初の欧州遠征で勇み足(日経・17面)
ひとくちコメント
米インディアナ州インディアナポリスで行われた自動車のF1シリーズ第9戦(米国GP)で佐藤琢磨選手(B・A・R・ホンダ)が3位に入賞した。1990年日本GPの鈴木亜久里選手以来14年ぶりに日本人選手が表彰台に上がったことになる。
レースが終了したのは日本時間で早朝4時前、きょうの朝刊には間に合ず、各紙とも1日前の予選での成績を掲載している。
一方で、テレビでは実況生中継が行われていたため、決勝では3番手の好位置からスタートした佐藤選手を眠い目をこすりながらテレビ観戦していたモータースポーツファンも多かったことだろう。これからも佐藤選手の活躍が楽しみである。