三菱自動車、無事に優先株の払込手続きが完了

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三菱自動車は、同社の財務体質を改善するための優先株を引き受ける三菱重工業など、三菱グループからの払込手続きが完了したと発表した。
 
24日に優先株式発行に関して第三者割当による総額1650億円の払込があった。今回、払込手続きが完了した優先株式は、第1回A種優先株式と第2回A種優先株式の2種類。
 
第1回A種優先株式は、発行総額が1300億円で、引き受け先は三菱重工が400億円、三菱商事が400億円、東京三菱銀行が400億円、三菱信託銀行が100億円。
 
第2回A種優先株式は発行総額が350億円で、引き受け先は、中華汽車が100億円、東京海上火災保険が100億円、明治安田生命保険が70億円、三菱電機が25億円、日本郵船が25億円、三菱マテリアルが10億円、三菱化学が10億円、三菱倉庫が10億円となっている。
 
一方、三菱自動車は、昨日の報道で「払込後に株式評価額が下がった場合に補償を求められる条項を設けると見られる」との報道について「そのような事実はありません」との否定コメントも発表した。
 
今後28日に東京三菱銀行、三菱信託銀行が1300億円の債務の株式化の手続きを完了させて、7月にもフェニックス・キャピタルによる第三者割当増資の払込み手続きが完了する見込み。

《レスポンス編集部》

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