フォードとの提携強化で大規模集団化をめざしている長安汽車。現在の主力は、旧型『フィエスタ』をベースとした、フォードの第三世界向けモデル『アイコン』の、中国向けモデルのフィエスタ(現在のフィエスタとは無関係)やスズキ設計の『リンヤン』(スズキ『カルタス』)など。
北京ショーでは「飛躍する長安」をアピールするために3台のコンセプトカー(概念車)を披露した。どれも欧州のデザインスタジオが一枚噛んでいることを思わせる出来映えであり、「全球的品質国産車」=グローバル商品になり得る中国のクルマという触れ込みだった。