【ボルボ・ブラックサファイア試乗】その1 XC70にお買い得な特別仕様車をリリース
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『ブラックサファイア』のボディカラーはクルマの近くで見ると比較的粒子の大きなメタリックが、キラキラと輝いていることが容易にわかる。日中の太陽光線の下で見ても美しいが、夜間の照明下で見ても映える輝きを持ったメタリックカラーだ。XC70にはブラックのボディカラーが用意されているが、間近で見るとまったく違う印象を与えてくれる。
組み合わされるホイールも専用のブラッククローム塗装が施され、足もとからシックにキメている。インテリアに目を移すと本来レザーパッケージとしてオプション設定される、パワーアシスト付きのブラックの本革シートが標準採用され、ドアトリムやシフトレバーにも本革が使われている。
インパネやドアパネルに採用されているパネルは『ブラックサファイア』では、木目から専用のブラックメッシュタイプのアルミニウムパネルに変更されている。ほかにもバイキセノンヘッドランプやフロントフォグランプ、フロントスキッドプレートという人気のアイテムを標準装備している。
これらの装備の合計額はおよそ72万円にも達するが、『ブラックサファイア』ではベース車となるXC70エントリグレードのメタリック車に対して、10万5千高の540.75万円というお買い得な価格設定としている。輸入車SUVの購入を考えている人には見逃せないグレードになりそうだ。(つづく)
《岡島裕二》