車内に間接照明(センターコンソールボックス付近)を採用するなど、「光」でも上質感を演出しているマツダ『ベリーサ』(28日発表・発売)。実は、ヘッドライトにも上質感を演出するための変わった仕掛けがあった。
それは、ポジションランプに連動してポジションランプレンズの周辺が光るドーナッツ状のイルミネーションだ(「イカリング」と呼ばれるBMWのポジションランプに近いイメージ)。
「ヘッドライトは、個性を演出するために欠かせないポイントです。ベリーサでは、レンズの内部を有機的なデザインにし、アルミ蒸着で仕上げた輝きを持たせるなどひとめでベリーサとわかるようなヘッドライトにしました」(国内マーケティング本部商品ブランドマーケティングの遊上孝司さん)
「さらに、ボディがしっかりと見えなくなってからの上質感を演出するためのアイテムとしてポジションランプに連動してレンズの周囲がブルーに光る仕掛けを盛り込んだんです」
「光源をブルーの反射板に当てることで光らせる仕組みなんですが、実は特許を申請しているんですよ(遊上さん)」というこの光の演出、もしかしたらこれから流行しそうな予感が……。