肝試しの小学生に“見えないトラック”突っ込む

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6月30日夜、兵庫県波賀町内で、移動教室に訪れていた小学生約60人の集団に、無灯火のまま走行してきた軽トラックが突っ込み、逃げ遅れた6人が転倒して軽傷を負う事故が起きた。警察では運転していた少年から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

兵庫県警・山崎署によると事故が起きたのは6月30日の午後8時50分ごろ。波賀町引原付近にある姫路市立引原野外活動センターの入口付近の町道で、姫路市内の小学校に通う5年生約60人が、移動教室のレクリエーションとしての肝試しの出発待ちをしていたところ、この列に無灯火で走行してきた軽ワゴン車が突っ込んだ。

エンジンの音に気づいて避けようとした児童と、何が起きたのかわからずに立ち尽くす児童とが交錯。パニックが起きかけた状況に軽トラックは突っ込み、結局6人の児童が転倒などで軽傷を負った。

警察では軽トラックを運転していた18歳の少年を業務上過失傷害の現行犯で検挙し、事故に至った経緯を聞いている。

少年は調べに対して「近くで釣りをしている人の迷惑にならないよう、無灯火で走ってきた。大勢の小学生がいることには事故の直前まで全く気がつかなかった」と話しているという。

現場は引原ダム(音水湖)に面しており、夜釣りを楽しむ人も多い。

《石田真一》

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