二輪車リサイクルシステムのスキーム固まる

エコカー 燃費

川崎重工業、スズキ、ホンダ、ヤマハ発動機とBMWジャパンなど、二輪車製造・輸入事業者11社は、家電リサイクルのシステムを活用し、自主的な取り組みとして二輪車のリサイクルシステムを今年10月1日からスタートすると発表した。

自主的なリサイクルシステムは、メーカー、輸入業者が廃二輪車の引取窓口、処理・リサイクル施設の運営、情報管理、廃二輪車の管理など、廃二輪車の処理ルートを構築するというもの。

リサイクル料金については、まずシステム稼動後にリサイクルマークを貼付して販売する二輪車は、メーカー希望小売価格にリサイクル費用を含めるため、処理する場合はそのまま引き取る。

次にリサイクルマークが無くて、現在使用している二輪車は、排出時にユーザーにリサイクル料金を払ってもらって、引き取ることになるが、システム稼動7年後は無料で処理する。リサイクル料金は各社が独自に決定する。

廃棄二輪車の引取窓口は、全国190カ所に設置する指定引取窓口。窓口に直接運び込めないユーザーのために、リサイクル料金とは別に収集・運搬料金を支払えば、リサイクルシステムの廃棄二輪車取扱い店でも引き取ってくれる。これらの店舗には、専用ステッカーが表示されている。

持ち込まれた廃棄二輪車は、全国14カ所の処理・リサイクル施設で、作業マニュアルに沿ってリサイクルが実施される。

《レスポンス編集部》

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