パンクの軽視が車両火災を招く

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5日早朝、埼玉県狭山市内の圏央道で、走行中の大型トレーラーのタイヤから出火し、後輪8本が全焼する事故が起きた。パンクを軽視して走行を続けたことが事故の原因とみて、警察では運転手から事情を聞いている。

埼玉県警・高速隊によると、事故が起きたのは5日の午前6時ごろ。狭山市笹井付近の圏央道内回り線を走行していた大型トレーラーの後部から火が上がっているのを61歳の運転手が発見。非常駐車帯にトレーラーを止め、備え付けての消火器を使って消火を試みたが、火の回りが早く、右側の後輪8本が全焼した。

運転手は警察の取り調べに対して「最初に右後輪の内側タイヤ1本がパンクしたが、運転に支障は無かったため、安全な場所で交換しようと思って走行を続けたが、ここから出火してようだ」と供述しているという。

警察ではバーストしたタイヤが発熱し、周囲のタイヤに引火した可能性が高いとみて、車両の検証を進めるなどして事故原因の特定を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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