【ekアクティブ試乗】その1 ekシリーズのイイとこ取り

自動車 ニューモデル 新型車
【ekアクティブ試乗】その1 ekシリーズのイイとこ取り
【ekアクティブ試乗】その1 ekシリーズのイイとこ取り 全 4 枚 拡大写真

5月25日に三菱の軽自動車『eKワゴン』シリーズに新たに追加された、『eKアクティブ』。『eKワゴン』をベースにSUV風のエクステリアパーツを装着し、14インチの大径タイヤを採用することで、SUV感覚の軽自動車を作り上げている。

『eKアクティブ』の登場により、eKシリーズはベースの『eKワゴン』、ターボモデルの『eKスポーツ』、モダンなスタイリングの『eKクラッシィ』と4種類ものラインナップを揃えることになる。では、さらに『eKアクティブ』を追加する目的はどこにあるのだろうか。

eKシリーズのプロジェクトマネージャーである、三菱自動車工業 森井巌氏は「軽自動車の市場はつねに新しモノが要求され、各メーカーともにマイナーチェンジを繰り返し、多くの特別仕様車を発売していますが、eKシリーズは毎年派生車種を発売することで、違ったカタチでつねに新鮮なイメージ作りができていると思います」とコメント。

「三菱というとパリダカに出場しているパジェロに代表する、頑丈なSUVのイメージが強く定着しています。今回は、そのDNAを誰でも気軽に乗ることができる軽自動車にフィードバックしました。さらに『eKアクティブ』では、『eKスポーツ』で培ったターボエンジンの走りや、『eKクラッシィ』で磨かれた上質感といった、eKシリーズのイイところが凝縮されたクルマになっています」と語った。

事実、『eKアクティブ』に触れてみると、エクステリアに関しては『eKワゴン』とはまったく違った印象になり、インテリアも『eKクラッシィ』譲りの質感の高いものに仕上げられている。走らせてみた感覚も『eKスポーツ』と同じターボエンジン搭載車は、低回転からトルクが出て扱いやすく、絶対的なパワー感はないものの、後席に人を乗せた状態でもスムーズな走りが可能だ。

確かに『eKアクティブ』は森井氏の説明する「イイとこ取り」という表現にふさわしい仕上がりになっている。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. 日本初のクルマ専用「除湿剤」が登場、最長180日間快適に
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る