【ストラーダ HDS950長期リポート その9】使えば使うほど実感! 大きな安心感

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【ストラーダ HDS950長期リポート その9】使えば使うほど実感! 大きな安心感
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ひとり旅ということもあり、修学旅行の醍醐味であった枕投げはできなかったが、大阪の街は朝から快晴だった。

泊まったホテルの駐車場はかなり大きな自走式の立体駐車場だった。駐車場にクルマを止めた状態で目的地を設定し、そのまま走り出す。ストラーダ『HDS950』には「SALAS」と呼ばれる3Dジャイロを使った自車位置測定のアルゴリズムが採用されていて、立体駐車場から出た瞬間から道路に自車位置が乗ることを自慢としている。

立体駐車場から道路に出ると“路頭に迷う”ナビも多いのだが、HDS950は的確に進行方向を示してくれた。道に詳しくない場所だからこそカーナビ頼りになるし、そうした場所だからこそ路頭に迷わずにすむというのはありがたい。雲ひとつない青空の中、クルマを第二の目的地である奈良へと進めていく。

関西の道を走り慣れていない自分にとって、阪神高速を走行することには一抹の不安を抱いていた。「首都高速と大差ないでしょう」と頭の中で思いつつ、完全一方通行の環状線など、首都高とは明らかに違う点も多い。だが、走り始めたらそんな心配はいらなかった。HDS950は的確に分岐を示してくれるので迷うこともなく、目的地の明日香村へ。

自分がここを訪れた約20年前は何もない、殺風景な田舎という感じだったが、今ではすっかり観光地と化していた。道路整備も進み、格段に走りやすくなっている。

石舞台や亀石などを見た後には奈良市内へ。週末ということもあり、かなりの渋滞だったが、抜け道ルート探索は意外に役立った。効果にすれば数分の違いなのかもしれないが、止まらずに進めるというのはやっぱりうれしい。

奈良市内に入ったところで役立ったのがパーキングサーチ。大仏で有名な東大寺や奈良公園の周辺にも有料駐車場は多いのだが、VICS光ビーコン経由で得られた満空情報によると隣接した場所ほど混雑が激しいようだ。せっかくの旅行なので近くの駐車場に固執せず、空いている駐車場にクルマを入れ、街を歩くことを優先した。駐車場を目的として再設定すれば、あとはナビが誘導してくれる。駐車場を探す手間が省け、時間も有効に使える。いわば「急がば回れ」の精神で……。

旅の最後はちょっと寄り道し、景色のよいところを目指すことにした。大阪に一旦戻り、海沿いの道を通って神戸、そして明石へと向かう。クルマで走りながら夕暮れの海を堪能しようと思った。キラキラとした波に心が癒される、そんな気分だ。

HDS950を相棒に出かけた小旅行は楽しかった。使いやすいナビと一緒だから知らない道でも安心して走ることができたし、走行中に景色を楽しむ余裕もあった。これからもこのナビとドライブを続ける。それを考えるだけでワクワクしてくる。

《石田真一》

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