暴走族がヤミ金融、貸していない相手からも取り立て

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警視庁は16日、超高金利で貸付を行うなど、ヤミ金融業を営んでいた暴走族グループを摘発。自称リーダーの20歳の男ら5人と、少年2人の合計7人を出資法違反容疑で逮捕した。

背後に資金を提供する暴力団が存在しているとみられており、警察では逮捕した7人を厳しく追及するとしている。

警視庁・生活安全課によると、出資法違反容疑で逮捕されたのは、東京都葛飾区を拠点とする暴走族グループのメンバー7人。

調べによるとこの7人は2003年10月ごろから2004年3月までの間、約300人に対して法定利息の実に112倍という超高金利で現金の貸付を行うなど、ヤミ金融業を営んでいた疑いがもたれている。

7人は高金利での貸付を行うだけではなく、貸付を行っていない相手にも因縁を付けて執拗に現金の支払いを求めるなど、架空請求を行っていた疑いもあるという。

6カ月間で約3500万円の不正な利益を上げていたとみられる。また貸付資金の調達先などが不明瞭なことから、警察では背後に暴力団が存在し、この暴走族グループが資金集めの手段として使われていた可能性が濃厚とみており、集めた資金の行き先も含め、逮捕した7人を厳しく追及して背後関係の洗い出しを行う方針だ。

《石田真一》

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