17日深夜、岐阜県郡上市内の東海北陸自動車道で、対面通行区間を走っていた乗用車同士が正面衝突する事故が起きた。この事故によって一方のクルマに乗っていた2人が死亡、もう一方のクルマに乗っていた2人が重傷を負っている。
岐阜県警・高速隊によると、事故が起きたのは17日の午後11時ごろだ。郡上市八幡町付近の東海北陸自動車道で、対面通行区間を走っていた乗用車同士が正面衝突する事故が起きた。
この事故で上り線側を走っていたクルマを運転していた42歳の女性と、同乗していた62歳の女性がともに全身を強く打って死亡。下り線側を走行していたクルマを運転していた29歳の男性と、男性の母親で58歳の女性が重傷となっている。
現場は片側1車線の対面通行区間で、事故当時は一時的に強い雨が降っており、路面が濡れて滑りやすい状況にあった。警察の調べでは下り線側のクルマが雨でスリップするなどして対向車線側に逸脱。上り線のクルマと衝突したとみている。
なお、この事故の処理を行うため、東海北陸自動車道の郡上八幡インターチェンジ(IC)から、ぎふ大和IC間の上下線が約5時間30分に渡って通行止めとなった。