カーブを曲がりきれず対向車の横腹に激突

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19日朝、大阪府大阪市淀川区内の府道で、車線を逸脱したワゴン車が対向車線を走行中のクルマ2台と相次いで衝突するという事故を起こした。この事故でワゴン車を運転していた38歳の男性と、衝突された側のタクシー運転手が死亡している。

大阪府警・淀川署によると、事故が起こったのは19日の午前7時30分ごろだという。大阪市淀川区加島1丁目付近の府道で、猛スピードで走行していたワゴン車が車線を逸脱して対向側に侵入。対向車線を走行していた別のワゴン車の右側面に衝突した後、その後続を走っていたタクシーと正面衝突した。

この事故で車線逸脱したワゴン車を運転していた38歳の男性と、衝突されたタクシーを運転していた56歳の男性がともに全身を強く打ち、収容先の病院で死亡。最初に衝突されたワゴン車を運転していた42歳の男性は腕を打撲する軽傷を負っている。

現場は片側2車線の緩やかなカーブとなっており、事故を目撃した後続車のドライバーは、警察の取り調べに対して「ワゴン車は猛スピードで走行しており、カーブを曲がりきれずに直進していった。あっという間に対向車線のクルマの横腹(側面)に突っ込んだ」と証言しているという。

警察ではワゴン車を運転していた男性の運転ミスが原因とみて、被疑者死亡のまま業務上過失致死傷容疑で送検する方針だ。

また、この事故の処理を行っている際、迂回路を指示していた25歳の同署員が41歳の女性が運転するクルマにはねられ、軽傷を負うという二次災害も発生しており、こちらの事故についても業務上過失傷害容疑で調べを進めている。

《石田真一》

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