【三菱WRC】せめてラリージャパンまでは…だめ?

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【三菱WRC】せめてラリージャパンまでは…だめ?
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三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社MMSPは23日、WRC=世界ラリー選手権活動の見直しを発表した(既報)。日本初のWRCイベント、9月のラリージャパン以降の参戦を見送り、「ランサーWRカー」の開発に力を注ぐ。

メーカー本国の日本で初めて開催されるWRC戦に参戦しないのは残念なところ。三菱自動車関係者によると「05年シリーズ緒戦のモンテカルロに照準を合わせると、開発期間を半年としても8月のドイツラリーまででギリギリなんです。これが一番の大きな理由」ということだ。

さらにMMSPの本拠はドイツ、フランクフルト近くのトレバーにある。実績のあがらない中、「日本やオーストラリアといった遠隔地開催のラリーにコストをかけて参加するのは効果的ではない」という理由もある。欧州戦のいくつかには試験参戦の予定がある。

リコール問題によるイメージダウン、広報宣伝活動自粛については「それもなくはないですが、スポーツでは影響ありません」とのこと。たしかに、このところの騒ぎを理由に三菱車から乗り換えたというプライベートチームの話は聞かない。

この見直しは、三菱自動車が04年1月より開始した06年までのWRC活動3カ年計画を確実に遂行するため。三菱は03年のWRC参戦を休止、体制立て直しにあてた。04年から復帰してデータ収集&開発、05年に本格的競争参加、06年に優勝するというプランだ。今回の活動見直しはこの計画に対する大きな変更ではない、とされる。

《高木啓》

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