【新聞ウォッチ】三菱自動車、お盆休み返上で、汚名も返上なるか?

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年7月26日付

●宇川・井筒組V オートバイ・鈴鹿8時間耐久最終日(読売・18面)

●F1・ドイツGP 佐藤琢磨選手は8位(読売・18面)

●風の中のスバル、プロジェクトX展開幕(読売・38面)

●三菱製観光バスタイヤから白煙(読売・38面)

●自動車破砕くず、100%リサイクル、住金など新会社、鹿島製鉄所に溶融炉(朝日・5面)

●三菱自動車「リコール問題」客離れ深刻、系列販社悲鳴、低迷の長期化予想、経営体力限界も(産経・3面)

●自動車部品各社 タイで事業強化、日産などの増産に対応(日経・9面)

●三菱自動車の販売店、お盆返上無料点検ほぼ全店営業、信頼回復へ懸命(日経・9面)

ひとくちコメント

猛暑のなか、三重県の鈴鹿サーキットでは、恒例のオートバイの世界耐久選手権「鈴鹿8時間耐久ロードレース」の決勝が行われるなど、各地で夏休みにちなんだイベントが繰り広げられ、バカンスムードを盛り上げている。

景気も好転気味で長期夏期休暇を計画する企業も少なくない。だが、リコール問題で顧客離れに歯止めがかからない三菱自動車は蚊帳の外。きょうの日経によると、全国の三菱自動車系列の販売会社は8月14—16日のお盆期間中も営業することを決めたと報じている。

新車を購入する客は激減し、どこの店も“開店休業”状態を続けているが、サービス部門は無料点検を受けるために来店するユーザーが殺到しているためだという。盆休みを返上して営業することで、顧客の利便性を高め、信頼回復につなげたいのが狙いのようだが、果たして汚名も返上できるか?

《福田俊之》

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