包丁を突きつけ「摘発を取り消せ」と警官を脅迫

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22日午後、三重県鳥羽市で交通違反の取り締まりに激怒した男が、警察官に包丁を突きつけて摘発の撤回を求めるという事件が起きた。警察ではこの男を公務執行妨害と傷害の現行犯で逮捕している。

三重県警・鳥羽署によると、事件が起きたのは22日の午後3時ごろ。鳥羽市相差町付近の市道交差点で同署員が交通取り締まりを行っていたところ、ヘルメット未着用でバイクに乗っていた26歳の男を発見。その場で停止させて摘発、違反の処理をした。

男は取り締まりに対して批判的な言動を繰り返したものの、交通反則告知書(青キップ)に署名を行い、その場を立ち去った。

ところが約10分後、男は包丁を持参して取り締まりの現場に戻り、2人の警察官に包丁を突きつけて摘発の撤回を求めた。3人はその場で揉み合いとなり、警察官は男から包丁を奪い取ったものの、全治1週間程度のケガを負ったため、公務執行妨害と傷害の容疑で逮捕した。

取り調べに対し、男は「取り締まりに納得できず、腹が立った」などという言葉を繰り返しているという。

《石田真一》

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