2人が襲われ重傷…交通トラブル人違い?

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25日未明、大阪府大阪市北区内の国道423号線(通称:新御堂筋)で、クルマの通行を巡って男性2人が刃物で刺されて重傷を負う事件が起きた。警察では交通トラブルを起因とした殺人未遂事件と断定。現場から逃走した若い男2人の行方を追っている。

大阪府警・曽根崎署によると、事件が起きたのは25日の午前2時15分ごろ。大阪市北区茶屋町付近の国道423号線を走行していた21歳男性の運転するクルマが、後方から急接近してきたワゴン車に執拗に煽られたり、幅寄せされるなどの嫌がらせを受けた。

男性は危険を感じてJR大阪駅近くでクルマを停止。追跡してくる理由を尋ねるため、同乗していた友人と一緒に後方で同様に停止したクルマに歩み寄った。これを見た後方のクルマからも若い男2人が降りてきて、4人はその場で口論となった。

しばらく後、後方のクルマに乗っていた男がナイフを取り出し、男性の胸や腹部など数箇所を刺した。また、もう1人の男は車内に隠し持っていた鉄パイプのようなものを取り出して、友人の男性を殴打。2人が路上に倒れるのを確認すると、そのまま現場から逃走した。

2人は現場を目撃したタクシー運転手の通報によって駆けつけた救急隊によって近くの病院に搬送されたが、ナイフで刺された男性は傷が肺まで達する重傷。鉄パイプで殴打された友人も数箇所を骨折するなどの重傷を負った。

警察では交通トラブルを起因とした殺人未遂事件として捜査を開始しているが、一緒に被害を受けた友人の男性は「襲ってきた側に心当たりはない。誰かと間違えられているようだった」などと話しているという。

《石田真一》

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