【トヨタ・ポルテ発表】安全性のカギはドア内部

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【トヨタ・ポルテ発表】安全性のカギはドア内部
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左側に大きなスライドドアを採用した、トヨタの新型コンパクトカーの『ポルテ』(26日発表)。スライドドアを開くと、ミニバンの『アルファード』よりも大きな開口部があり、床面も低くてフラット。これだけの開口部があると、側面からの衝突に関しては若干の不安を感じる。

その点についてチーフエンジニアの杵築邦昌氏は「確かに開口部が広いと側面からの衝突は不安を感じるかもしれませんが、ポルテのスライドドア内部には強固なサイドインパクトビームを設けております」

「また、ピラー側にも、そのインパクトビームを受け止める専用の衝突対応フックを設けておりますので、万が一の衝突時にもドアが内側に侵入することを防いでくれます。さらにウインドウの下にも内側と外側に補強を加えています」と解説。

フラットなフロアと大きな開口部による、ボディの安全性の低下を防ぐカギはドア内部に収まったインパクトビームと専用の衝突対応フックでまかなうようだ。そしてこれらの補強によって重くなったドアの操作性をサポートするために、全車に電動スライドドアが採用されている。

《岡島裕二》

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