対面通行の自動車道で4台多重衝突、6人死傷

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1日、宮城県仙台市内の仙台南部道路で、対面通行区間を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱し、対向してきた大型トラック2台と相次いで衝突。回避しようとしたトラックも対向車線側に逸脱し、別の乗用車と正面衝突するという多重衝突事故が起きた。

この事故で、最初に車線を逸脱した乗用車のドライバーが死亡、他の5人が重軽傷を負った。

宮城県警・高速隊によると、事故が起きたのは1日の午後1時20分ごろ。仙台市太白区山田船渡前付近の仙台南部道路で、対面通行区間を走行していた40歳男性の運転する乗用車が対向車線側に逸脱。対向してきた大型トラック2台と相次いで衝突した。

大型トラックのうち1台は衝突を避けようと急ハンドルを切ったが、弾みで対向車線側に進入して別の乗用車と正面衝突するなど、車両4台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で最初に車線を逸脱をした乗用車を運転していた男性が全身を強く打って死亡。また、トラックと正面衝突した乗用車を運転していた女性が重傷を、トラックの運転手や乗用車に同乗していた人など4人が軽傷を負い、このうち3人は病院に収容されている。

現場は緩やかな左カーブで、中央分離帯は無く、樹脂製のポールで上下線を隔てていた。警察では速度超過でカーブを曲がりきれなかった乗用車が対向車線に飛び出したものとみている。

《石田真一》

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