パトカーが居眠り運転でブロック塀に激突

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2日、鹿児島県鹿屋市内の県道で、付近をパトロールしていた鹿児島県警・鹿屋署のパトカーが道路右側のブロック塀に激突する事故が起きた。

この事故でパトカーは大破したが、乗っていた2人の警官にケガは無かった。警察では運転していた26歳巡査長の居眠りが事故の原因とみて調べを進めている。

鹿児島県警・鹿屋署によると、事故が起きたのは2日の午前1時35分ごろ。鹿屋市寿8丁目付近の県道でパトロールしていた、同署・地域課のパトカーが35−40km/hほどのスピードで走行中、突然対向車線側に逸脱。そのまま道路右側にある民家のブロック塀に激突した。

この事故によってパトカーは前部を中心に大破したが、運転していた26歳の巡査長と54歳の巡査部長にケガは無かった。

現場は道幅が狭いものの、見通しは悪くない直線道路。巡査長は事情聴取に対して「瞬間的に眠ってしまったらしく、衝突時の記憶が無い」と供述しているという。

同乗していた巡査部長は周囲を警戒しており、巡査長が居眠りをしていると気づいたときには対向車線側に逸脱を始めており、大声で叫んで巡査長を起こそうとしたが間に合わず、そのまま壁面に衝突したとみられる。

同署によると巡査長に健康上の問題はなく、これまでに睡眠時無呼吸症候群(SAS)の病状を指摘されたこともないという。警察では事故原因の捜査をさらに進めるとともに、この巡査長の健康に問題はなかったか、改めて調査するとしている。

《石田真一》

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