右折中のワゴン車に酒酔い運転が突っ込む…3人死傷

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4日、京都府久御山町内の交差点で、右折していたワゴン車の側面に、直進してきた別の乗用車が激突する事故が起きた。

この事故でワゴン車に乗っていた3人のうち、男性1人が車外に放出されて死亡、他の2人も重軽傷を負った。警察では直進側のクルマを運転していた31歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。

京都府警・宇治署によると、事故が起きたのは4日の午前2時10分ごろ。久御山町市田付近の国道1号線と国道24号線との交差点で、45歳の男性が運転するワゴン車が国道24号線方面に右折しようとしていたところ、直進してきた乗用車が側面に激突した。

衝突の衝撃でワゴン車は大破し、後部座席に座っていたとみられる40歳の男性が車外に投げ出された。男性は頭を強打しており、ほぼ即死。また、55歳の女性が首を強打する重傷、運転していた男性も軽傷を負った。

通報を受けて現場に掛けつけた警察官が、直進していたクルマのドライバーが酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり、0.55ミリグラムという高い濃度のアルコールを検出。道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

男は京都市内で飲酒を含む食事を行い、宇治市内の自宅に帰る途中だったという。

警察ではどちらかのクルマが信号無視を行った可能性が高いとして、引き続き調べを進めるとともに、業務上過失致死傷容疑でも男の取り調べを進める方針だ。

《石田真一》

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