【マツダ ベリーサ試乗】その2…静粛性の高いコンパクトカー

自動車 ニューモデル 新型車
【マツダ ベリーサ試乗】その2…静粛性の高いコンパクトカー
【マツダ ベリーサ試乗】その2…静粛性の高いコンパクトカー 全 3 枚 拡大写真

マツダの新型コンパクトカー、『ベリーサ』はひとクラス上の上質なコンパクトカーをコンセプトに作られただけあり、静粛性に関してもこだわって作られている。ドアシールを2重にしたり、ガラスの板厚を厚くするなどコンパクトカーとは思えぬ工夫が随所に織り込まれている。

クルマに乗り込んで最初に感じるのが遮音性の高さ。ドアを閉めた瞬間に外界と遮断されるかのような静かな室内が生まれる。エンジンをかけても振動やノイズは上手くカットされており、室内は静かな状態が保たれている。

エンジンはデミオにも採用されている1.5リッターの1種類で、1.3リッターはラインナップされていない。そのぶん、エンジンパワーにも比較的余裕があり、主に使われる低中速域では高い静粛性を確保している。

さすがに高回転まで回したときにはエンジンノイズが車内に侵入してはくるが、耳障りな音にならぬように、最適箇所に置かれた吸音材で的確にチューニングされている。ドアミラーの形状までも風切り音の少ない、空力を意識した形状が採用されているために、高速走行時にも風切り音は気になることはなかった。

上質を語るうえで静粛性はキーポイントのひとつ。『ベリーサ』に関してはコンパクトカークラスでは輸入車を含めて、トップレベルの静粛性を持ったクルマといえるだろう。(つづく)

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  4. 戦後初のアウディ誕生から60周年、1965年に4ストロークエンジンで技術革新
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る