東海北陸自動車道の正面衝突、スタンディングウエーブ現象が発端か

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7月27日に東海北陸自動車道で発生したトラックと乗用車の正面衝突事故で、事故を起こしたトラックが「スタンディングウエーブ現象」を起こし、これが発端となってタイヤバーストに至った可能性が高いことがわかった。

すでに過積載によるタイヤへの負荷が可能性のひとつとして挙げられているが、過積載によるタイヤ空気圧の低下が、スタディングウエーブ現象を引き起こす要因になった可能性もあり、慎重に検証を進めている。

これは岐阜県警・高速隊が4日、明らかにしたもの。スタンディングウエーブ現象とは、路面に接地して平坦となっているタイヤの面が、円形に復元せず、波打ってたわんだ状態のまま回転を続けるというもの。

これによってたわんだ面が接地するなどして抵抗が高まった結果として発熱。一気に破裂に至るというもの。空気圧が一瞬で低下するため、通常のパンクよりも制御困難になりやすいという。

また、この現象はタイヤの空気圧が減った状態でないと起こらないため、すでに事故原因のひとつとして挙げられている過積載との関係も指摘される。

過積載の繰り返しによってタイヤの空気圧が減少し、負荷が掛かっていることに気がつかず高速走行を行った結果、スタンディングウエーブ現象も引き起こしたというものだ。

今回、事故を起こしたトラックのタイヤには、破裂したような痕跡が確認されるものの、タイヤ自体の損傷はそれほどひどくなく、パンクした状態で走り続けたというものではないという。こうした理由から警察では「空気は一気に抜けた可能性が高い」とみている。

《石田真一》

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