【スバルWRC歴代 写真蔵】1993レガシィRS ニュージーランド・ラリー車

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【スバルWRC歴代 写真蔵】1993レガシィRS ニュージーランド・ラリー車
【スバルWRC歴代 写真蔵】1993レガシィRS ニュージーランド・ラリー車 全 9 枚 拡大写真

世界ラリー選手権(WRC)に初めて4輪駆動(AWD)車を送り出したのはスバルである。1980年のサファリ・ラリーに、2台の『レオーネ・スイングバック4WD』を投入した。以来、サファリ・ラリーを中心にWRCに挑み続けている。だが、レオーネでの参戦は89年に終止符を打った。これに代わるスバルのエースマシンとしてWRCに送り込まれたのがレガシィRSだ。

【画像全9枚】

スバルはモータースポーツ活動を積極的に行なうために、88年にSTi(スバル・テクニカ・インターナショナル)を設立した。STiは、BMWのラリー活動を支えていた英国のプロドライブ社と契約を結び、2リッターの水平対向4気筒DOHCターボを積む『レガシィ』をラリーカーに仕立てている。デビュー戦は90年のWRC第5戦アクロポリス・ラリーだ。WRC最多の19勝を挙げたマルク・アレンをドライバーに起用した。

90年は初期トラブルに見舞われたが、群を抜く早さを見せつけている。91年のスウェーディッシュ・ラリーでは念願の3位入賞を果した。92年はレガシィで英国ラリーのチャンピオンとなったコリン・マクレーとアリ・バタネンをドライバーに迎えている。マクレーはスウェーディッシュ・ラリーで2位の座を奪い、アクロポリスでも4位に食い込んだ。そして93年のニュージーランド・ラリー、序盤トップのバタネンはリタイアしたが、マクレーがスバルに初優勝をもたらした。

■マシンスペック
エンジンタイプ:EJ20 水平対向4気筒DOHC
排気量:1994cc+インタークーラー・ターボ
最高出力:300ps/5500rpm
最大トルク:45kgm/4000rpm
駆動システム:4WD
トランスミッション:6MT
サスペンション:ストラット
タイヤ:ミシュラン
全長×全幅×全高(mm):4510×1705×1420
ホイールベース(mm):2580
車重(kg):1200kg

《片岡英明》

片岡英明

片岡英明│モータージャーナリスト 自動車専門誌の編集者を経てフリーのモータージャーナリストに。新車からクラシックカーまで、年代、ジャンルを問わず幅広く執筆を手掛け、EVや燃料電池自動車など、次世代の乗り物に関する造詣も深い。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。

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