パトカーから逃走の原付バイク、ダートコースで失敗

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17日、京都府京都市南区内で、パトカーに追跡されていた原付バイクが民家のコンクリート塀に激突し、運転していた女性が鼻骨などを折る事故が起きた。警察では「無理な追跡は行っていない」と、追跡と事故との因果関係を否定している。

京都府警・向日町署によると、事故が起きたのは17日の午前1時25分ごろ。京都市南区久世殿城町付近の国道171号線で、同署・地域課のパトカーがパトロールしていたところ、制限速度を超えて走る原付バイクを発見。ただちに停止を求めた。

これに対して原付バイクは数度のUターンを繰り返し、パトカーの追跡を妨げようとするなど抵抗。パトカーはサイレンと赤色灯を使用して追跡を開始した。

原付バイクは国道から市道に入り、その後にクルマが入りにくい砂利道の私道に逃げ込んだ。パトカーはここで追跡を断念したが、原付バイクは舗装路と大差ないスピードで逃げ続けた。

その結果、砂利にタイヤを取られてコントロールを失い、そのまま民家敷地外のコンクリート塀に激突。運転していた18歳の女性が顔面を強打し、近くの病院に運ばれたが、鼻骨を折る全治1カ月の重傷を負っている。

警察では「追跡自体に問題はなく、事故はパトカーが進入できない地点で発生しており、事故との因果関係は無いと考える」とコメントしている。

《石田真一》

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