トンネル内でタクシーとバスが正面衝突、6人が死傷

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17日、長野県安曇村内の国道で、トンネル内を走行していたタクシーと観光バスが正面衝突する事故が起きた。この事故でタクシーは大破し、運転手は長野県の防災ヘリコプターによって病院に収容されたが、間もなく死亡した。

長野県警・豊科署によると、事故が起きたのは17日の午前10時40分ごろ。安曇村奈川渡付近の国道158号線、白なぎトンネル内で対向車線側に逸脱した、58歳の男性が運転するタクシーと、山梨県から岐阜県に向かう団体客や添乗員など27人が乗った大型観光バスが正面衝突した。

この事故でタクシーは大破。運転していた男性は長野県の防災ヘリコプターで松本市内の病院に搬送されたが、全身を強く打っており、間もなく死亡している。また、バスの乗客5人も打撲などの軽傷を負っている。タクシーは上高地から松本市内に向けて走行していたが、乗客はいなかった。

現場は片側1車線で、トンネル内は緩やかにカーブしているという。警察ではタクシーが運転を誤って左側の縁石に接触し、これに驚いて右側にハンドルを切ったために対向車線側に飛び込んだことが事故の原因とみている。

《石田真一》

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