エクステリア、うねうねと複雑な面作りしてるなあ。クラウンがここまで有機的なデザインで来たってのは、やっぱり進歩だろうな。もちろんね、俺から見りゃ「徹頭徹尾オッサンの世界」でしかないけど、進歩はしてる。
走りはかなり衝撃的にイイ。まだアタリが付き切ってなかったせいか、「ノーマル」でアオリが残り「スポーツ」でハーシュネスがキツくなってどっちつかずだったけど、エンジンといいボディといい、スゴいわ。
そしてあの“渋滞クルーズコントロール”。スバラシイです。最高です。私が15年くらい前から夢見ていた装置です。感動しました。
■5つ星評価
パッケージング:★★☆☆☆
インテリア/居住性:★★☆☆☆
パワーソース:★★★☆☆
フットワーク:★★★★☆
オススメ度:★★★★☆
MJブロンディ|大乗フェラーリ教祖
1962年東京生まれ。慶大卒。編集者を経てフリーライター。愛と幻想と市場経済を核とした自動車読み物のほか、高速道路問題に超絶真摯に取り組む。『聖典版 そのフェラーリください!』等著書多数。