日本貿易振興会(ジェトロ)が発表した今年上半期(1−6月)の日中貿易によると、日本からの自動車部品などの輸出が大幅に拡大した。日本の自動車メーカーによる中国での完成車組み立てが本格化し始めたことによるもの。
自動車部品の輸出額は前年同期にくらべ37%増の12億1817万ドル、エンジンが同43.2%増の4億4069万ドル、タイヤ・チューブが同829.2%増の558万ドル、自動車用電気機器類が同36.2%増の1億219万ドルとなった。
日本の自動車メーカーは現地で組み立てる完成車用の部品を日本から輸出しており、中国での完成車の生産拡大により日本からの部品輸出も拡大していると見られる。