富士重工業(スバル)は27日開いた取締役会で、9月6日にストックオプションを発行することを決議した。321人の取締役や執行役員、監査役、幹部社員を対象に無償で権利を譲渡する。
1個(1000株)単位で合計1921個が譲渡される。権利行使期間は2006年8月1日から2011年7月末まで。富士重工は6月の株主総会でストックオプションの上限を200万株と決議しており、今回はほぼこれに相当した付与となる。
一方、同日の取締役会では58万株を上限とする自己株式の取得も決めた。9月7日から月末までに買い上げる。同社はこれまでの自己株購入により、すでに271万7346株を金庫株として保有している。