プジョーは29日、プジョーファン、WRCファン向けのイベント「プジョーWRCエクスペリエンス」を横浜みなとみらいで開催した。プレスの同乗走行もあり、編集部ではロバンペラがドライブする「307CC」に乗せてもらうことができた。
浮き砂利と雨という最悪のコンディションで、マフラー以外はノーマルでつらい、とはロバンペラだが、いざスタートすると外から見ているのとは違うスピード感覚。
こういう路面ではタイヤが空転しやすくアクセル操作がいそがしくなりやすいのだが、まったく無駄がない。これは排気音を聞いていても余分なアオリがないことでわかる。
パイロンターンでアンダーがでてもトラクションがちゃんとかかっている。こういう路面でLSDのないクルマはやはり制御が難しいのだが、そんな場面でも片手で観客に手を振る余裕さえあった。さすがワークスドライバーというしかない。