【WRCラリージャパン】これがゼロカーだ!

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【WRCラリージャパン】これがゼロカーだ!
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ラリージャパンのゼロカーを、昨シーズンでWRCから引退したトミ・マキネンが運転する。ところで、このゼロカーってなんだろうか。

ラリーのSSは公道を使用するが、コースを閉鎖して道路を占有して安全を確保しなければならない。しかし、1本道だとしても入り口と出口を封鎖しただけでは完全ではない。コース上がクリアかどうかをセイフティカーと呼ばれる車を走らせて、障害物(人、クルマ、動物のこともあるし、落石だってある)を確認する。

このセイフティカーは、1号車のスタートまでに3台走らせることが決まっている。SSのスタート時刻の1時間半−1時間前に「000カー」(またはインフォメーションカー)、30分前に「00カー」、15分前に「ゼロカー」が走るのだ。

これらのセイフティカーは、黄色のパトライトとサイレンを鳴らしながらコースを走るが、最後のゼロカーはコースの最終確認ということで、全開走行に近い走りで安全を確認する。

このあと競技車が続々とスタートする。最後にはスイーパーと呼ばれるクルマが、コースの撤収を行う。

ゼロカーは、ファンサービスの意味も含めて有名ドライバーが運転することが多い。ちなみに、基本的にゼッケン順に走るラリーでは、ゼロカーはゼッケン0番を意味している。

《中尾真二》

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