【MINIコンバーチブル海外試乗】その2 開放感の高さは感激モノ…小沢コージ

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【MINIコンバーチブル海外試乗】その2 開放感の高さは感激モノ…小沢コージ
【MINIコンバーチブル海外試乗】その2 開放感の高さは感激モノ…小沢コージ 全 5 枚 拡大写真

乗ったのは、115ps『クーパー』の5MT仕様。幌のつくりは質感高く、乗る前から期待大だ。

乗り込んでまず気付くのは、インテリアのオシャレさ。一部、コンバーチブル専用の素材、カラーリングが施されており、ハデ目だがカッコいい。

同時にエクステリア、インテリアともにマイナーチェンジが敢行されていて、ヘッドライトは楕円になってるし、一部グレードにはオプションで時計のクロノグラフ風メーターが装着済み。けっこうユニークなデザインだ。

そして一番感激したのは開放感の高さ。ピラーの立ったMINI独得のデザインのおかげで、フロントウインドがまったく気にならないのだ。ウインドが目の前に覆い被さったプジョー『206CC』とは印象がかなり異なる。

ボディ剛性もなかなかだ。ステアリングには確実にプルプルとした振動が伝わってきて、剛性が落ちているのはわかるのだが、それでもMINI特有のシャープでキモチいいハンドリングに影響はない。ポイントポイントはしっかり補強されているのだろう。

動力性能は問題なし。ルーフシステムだけで25kg、バンパーなどの違いで総勢100kg近く重くなってるというが、ギア比が若干クロスレシオになっていて、それを補っているようす。また、幌屋根を採用した恩恵も少なからず感じる。

リアシートは若干狭くなった印象。オシリ回りは問題ないが、背もたれの角度が急でおなかが若干窮屈。ただし、幌を上げたときの頭まわりの広さはじゅうぶんだった。さすがは実用的なイギリス車。

ただオシャレだけじゃなくて、じゅうぶん使える。個人的には街なかメインで、たまにちょっとの遠出を楽しむライフスタイルならCVTモデルが“買い”じゃないでしょうか?

《小沢コージ》

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