突然スライドドアが開く…2歳児転落死

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4日、岩手県普代村の国道で、走行中のワゴン車の後部ドアが突然開き、2歳の男児が転落する事故が起きた。男児は近くの病院に収容されたが、事故から約1時間30分後に死亡している。

岩手県警・久慈署によると、事故が起きたのは4日の午後7時30分ごろ。普代村普代付近の国道45号線を38歳の女性が運転するワゴン車が走行していたところ、後方から「ガタン」という異音が響いた。

女性がすぐにクルマを止めたところ、後部のスライドドアが開け放たれており、後部座席に座っていたはずの2歳の男児の姿が見当たらないことに気がついた。

男児はクルマの後方約30mのところで頭から血を流して倒れており、すぐに近くの病院へ収容されたが、約1時間30分後に死亡している。

警察では業務上過失致死容疑でこの女性から事情を聞いているが、警察の調べに対して女性は「スライドドアは自分で閉めたが、施錠はしていない」などと話しているという。

死亡した男児はそのままシートに座っており、チャイルドシートの使用はしていなかった。

このため、クルマが半ドア状態で走行を続けていたのに運転者が気づかず、減速などの衝撃でドアが開いたか、あるいは男児がいたずらをしてドアを開けてしまったのか、いずれかが事故の原因とみてさらに調べを進める方針だ。

《石田真一》

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