【ヒュンダイJM発表】開発コードネームが車名となった理由

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【ヒュンダイJM発表】開発コードネームが車名となった理由
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ヒュンダイ『JM』は、2002年秋に発表された世界戦略小型車『TB』、同年春の『ヒュンダイ・クーペ』(ヒュンダイ込みで車名)と同様、本国はもちろん、北米や欧州とも異なる日本専用のネーミングが付けられている。

日本市場以外では『ツーソン』という名称が付けられているが、TB、ヒュンダイクーペに次いで専用ネーミングが付けられた理由とは何なのだろうか。

これについてヒュンダイ・モーター・ジャパンでマーケティングを担当するセオ・ホソン課長代理は「それは極めて単純な理由で、実は日本の商標制度では2002年以降、地名を申請することができなくなったからです」と説明する。

「TBの場合は、韓国市場での名称である『クリック』はすでに商標出願がなされていたため、開発コードネームを採用しました。今回のJMは日本以外の市場向けに採用したツーソンが地名と見なされて登録できなかったため、“ジョイフル・ムーバー”を略した開発コードから採用しています」とセオ課長代理。

そうえいばヒュンダイ・クーペの韓国・北米市場向け名称もイタリアのトスカーナ州から採用したといわれる『トスカーニ』だった。ヒュンダイは地名を車名とすることが多く、JMより一回り大きいSUV『サンタフェ』もそのひとつ。だが、サンタフェは2001年発売開始ということで、商標の地名制限には引っかからずに済んだらしい。

《石田真一》

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