【スバル レガシィ3.0RスペックB 欧州試乗】その1 グランドツーリングの味わい深い6速MT…河口まなぶ

自動車 ニューモデル 新型車
【スバル レガシィ3.0RスペックB 欧州試乗】その1 グランドツーリングの味わい深い6速MT…河口まなぶ
【スバル レガシィ3.0RスペックB 欧州試乗】その1 グランドツーリングの味わい深い6速MT…河口まなぶ 全 4 枚 拡大写真

「レガシィにふさわしいシフトフィールを作り上げるのに、1年かかりました」

【画像全4枚】

スバル商品企画本部において、レガシィのPGM(プロダクト・ジェネラル・マネージャー)を務める増田年男さんは、レガシィ『3.0RスペックB』についてまずそう語った。

欧州で先に発表されたレガシィ3.0RスペックBの目玉は、ご存じのように3リッターの排気量を持つフラット6に、『インプレッサWRX・STi』に搭載される6速MTを組み合わせたこと。もともとSTi用に開発された6速MTをレガシィの車格にふさわしいものとするためには、じつに多くの苦労があった。

「インプレッサ用と比べると、シフト方向、セレクト方向ともにストロークを10mm伸ばしています。同時に、シフトしたときにゲートがシフトを迎えてくれる感覚を盛り込むことや、シフト時の底付き感、引っかかり、減速時のギクシャク感などを徹底して見ました。そのほか、音の問題はもちろん、当然ハンドルの右と左では異なる設定としました」

このためインプレッサ用に対しブッシュのチューニングにも相当に時間をかけたほか、シフトノブの形状などまで徹底して変更した。

さらに3.0RスペックBでは、日本仕様の『2.0GTスペックB』と同じ18インチサイズのタイヤ&アルミを採用するいっぽう、先の年次改良で日本仕様の『3.0R』ATモデルが採用したビルシュタイン社製ダンパーを装着しているのが特徴。外観では新デザインのアルミホイールとヘッドランプを2リッター同様のスポーティなタイプとしている。(つづく)

《河口まなぶ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  5. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る