トヨタ自動車は、米国のエンジン工場トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・アラバマの生産能力を引き上げると発表した。2006年末からV8エンジンの生産能力を現在の年産12万基から年産27万基に引き上げる。
生産能力を増強するため、約2億5000万ドル(約270億円)を投じて生産ラインを新設し、300人を新規に雇用することで、同工場の生産能力を年産40万基に増強する。これでトヨタの北米でのエンジン生産能力は年間144万基となる。
V8エンジンは2006年に稼動開始するトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・テキサスで生産するピックアップトラックの『タンドラ』とトヨタ・モーター・、アミュファクチャリング・インディアで生産するタンドラと『セコイア』に搭載する。