【新聞ウォッチ】三菱自動車 臨時株主総会、国内販売の下方修正せず

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【新聞ウォッチ】三菱自動車 臨時株主総会、国内販売の下方修正せず
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年9月30日付

●三菱自動車株主総会、不祥事への質問相次ぐ、普通株の発行枠を拡大(読売・8面)

●ゆうパック値下げ、ヤマト運輸と全面対決(読売・9面)

●緊急点検後に破断、三菱ふそう、トラック部品(朝日・39面)

●トヨタ、新型ミニバン「アイシス」発表、「使い勝手追求場」(朝日・13面)

●京都議定書発効へ、CO2削減対策急務(日経・5面)

●自動車国内生産 2.5%増、8月(日経・13面)

ひとくちコメント

経営再建中の三菱自動車が29日、臨時株主総会を開いた。総会には株主240人が参加、低迷する国内販売の展望や、株価急落の原因などをただす質問などが相次ぎ、1時間59分かかって終了した。

きょうの産経など各紙が取り上げているが、総会の中で、岡崎洋一郎会長は、2004年度の世界販売台数見通しについて、「国内販売の落ち込みが激しく、(当初の)145万台から140万程度の間と、少し下回るのでは」と述べ、事実上、下方修正した。

また、苦戦が続く国内販売については6月に、22万台に下ぶれする可能性を指摘していたが、総会では国内販売を統括する張不士夫常務は一段の下方修正はせず達成への決意を述べた。

ただ、株主からは「販売店の展示が悪い。もっと若い人の登用を」「販売が落ちている『パジェロ』が将来の軸でいいのか」など、再建のあり方についての注文や不満をぶつけていた。

《福田俊之》

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