三菱自動車は、10月1日付けで、モータースポーツ統括会社のMMSP GmbHの社長に鳥居勲氏を起用すると発表した。同氏のもと、クロスカントリーラリー活動を強化して同社のモータースポーツ活動を再構築する。
鳥居氏は、三菱自の欧州開発拠点MRDE、北米開発拠点のMRDAで『ミラージュ』や『GTO』、『エクリプス』などの車両実験を担当したエンジニアで、海外提携先との合同プロジェクトなどでも活躍した国際派。
同社では、鳥居氏の車両開発能力と豊富な海外経験、マネージメント能力から、モータースポーツ統括会社の指揮者として適任と判断したとしている。
同社は現在、WRC(世界ラリー選手権)の活動を一旦休止している。2005年の活動再開に向けて、WRCラリー・カタルニアにテスト参戦する。